土と風と彷徨

回転するこの星のあらゆるものと遭遇し、ココロとカラダで感じたその様々を書き綴る

WWOOFINGへ

旅客機で千歳から関空でトランジットして那覇に着く、キビ狩り、製糖工場のバイトを探しに来た。キビの仕事が終わるとタバコの葉の収穫の時期で仕事があるようで、そうやって労働トリップをしてる人は多い、まとまった資金ができると日本を飛び出したりするのだろう。温度がぬるい、そして風が強く太陽が高い位置でギラギラしてる。離陸する戦闘機、そして空気が爆発するような音、冬に沖縄に来る奴は変人が多いと男から聞いた。

ある日の夜、ゲストハウスで「サッカー観よう!」って男に連れられ入ったレゲエバー、島酒を飲みながら(沖縄の人は泡盛のことを島とか島酒と呼ぶ)ちっちゃいテレビで日本とオランダの試合を観る。引き分けのサッカーは終わり、暫くしてバーに入ってきた女の人が言った「君、14日の関空からジェットスターに乗って来たでしょ?」だって、僕の髪のモシャモシャが印象的で、ラスタか、ヒッピーか?ナチュラルそうな僕が人間としてどこのポジションにいるのか後ろの席から見てずっと考えていたらしいのだ、大阪人39歳の彼女の名前は分からないまま「にーちゃん、また会うやろ?」って、ずっと考えていた答えが分かって良かったですね。

キビの仕事探しはとりあえず置いておいて、WWOOFに行くことにした。鹿児島県種子島、オーガニック芋農家へ、WWOOFとは、お金のやりとりなしで、「食事・宿泊場所」と「力」そして「知識・経験」を交換するしくみ