土と風と彷徨

回転するこの星のあらゆるものと遭遇し、ココロとカラダで感じたその様々を書き綴る

島クルージング

出会うコト、出会うヒト、まわりがみんなビューティフルになってきた。世界はちっとも変わらないはずなのにアタマにチャンネルがあるのだとすれば、ガチャッって変わったように感じるね?

鹿児島の南、種子島にやってきた。WWOOFとしてこの土地の土着芋、安納芋を育てる農園に、ボブマーリーが聴こえてくる農園で、そのレゲエのリズムで芋を掘ったり、選別をしたりしていた。サーファーが多いこの島で出会う人はサーファーばかり、島一周がサーフポイントみたいで素晴らしい波が立つらしい、農園のボスもサーファーで、男は言った「波は、海と風の芸術だよ。」“ガイアシンフォニー”って村上龍のドキュメンタリームービーでそういうタイトルがあった。海岸で目を閉じるだけで地球の交響曲が聴こえてくるようだった。それは、波の音、風の音、夜の星空。そして晴れ、時々頭のバルブがブッ飛んでいるようだった。

ある日、定置網の漁船に乗った。漁は朝の6時から始まる。本船と小舟の2隻で網を絞っていく、夜が明ける前の瞬間はは一日のうちで最高に気持ちのいい時なんだと思う。それはマジックアワー、島は良かった。鯖の刺身が美味いとか、そんなことはどうでもよく思えるほど良かった。人生は魂の実験みたい。

種子島とはサヨナラして屋久島へ