土と風と彷徨

回転するこの星のあらゆるものと遭遇し、ココロとカラダで感じたその様々を書き綴る

2014-01-01から1年間の記事一覧

高円寺の魔女

魔女は叫んだ。 「私は、あんた達とたくさんセックスをしてきた。それから、あんたたちは気持ちいいって言って、それで終わりでしょう?そんなの寂しいでしょう。」 去年の夏、ぼくは東京にいた。 日暮里から電車で高円寺へ、みうらじゅんが「日本のインド」…

路上

まぬけは、まけた。 陽の光、雨、風、飢え、渇き、孤独、鬱、言葉、嘘、永くて硬いアスファルトの地面、やわらかい心、あたたかい手、やさしい味のおにぎり、バザールの商売人、おんぼろバス、青空、寄生虫、見えるものすべての幻に。 まぬけは、まけた。そ…

チューニング

人参という名の君に聞く。 猫という名の君に聞く。 人間という名の君に聞く。 ねえ? いま、どんな感じ? いま、どんな感じ? いま、どんな感じ? とぶ、ひろがる、つながる。 いま、それぞれの君とひとつの呼吸をした。

アップトゥーユー!

人生は劇場みたいだとふと思う、この世に「ポンッ」と飛び出したら人生劇場の幕は上がる。誰も彼もがメインキャラクターで、そいつはとてもユニークな存在。宇宙という拡がり続ける無限のセッティングに星の動きで変わってゆく場面転換、そこに一瞬たりとも…

君のタマシイの叫びが聞きたい

誰からも拒絶され、自分からもヒトを拒絶し、固く閉ざされた扉はちっとも動かないままで、この星の切なさと孤独を眺め続けたその目には、ボンヤリと青い空が映る。 ヒトは熱かった。世界は眩しい光の中にあった。 暖かいところへ行こう、君とは何千回も何万…

島クルージング

出会うコト、出会うヒト、まわりがみんなビューティフルになってきた。世界はちっとも変わらないはずなのにアタマにチャンネルがあるのだとすれば、ガチャッって変わったように感じるね? 鹿児島の南、種子島にやってきた。WWOOFとしてこの土地の土着芋、安…